[計画助成]

特定非営利活動法人市民社会創造ファンド
運営委員長 山岡 義典

 「ダイワSRIファンド」助成プログラムは、NPOのスタッフと組織の育成をめざすプログラムであり、大和証券グループ3社の寄付により2006年に開始した。「身近なヒューマン・セキュリティ(人間の安全保障)」の視点から、日本国内のホームレス・生活困窮者支援、障がい者支援、ひきこもり・不登校支援、難病支援など、人の生命・生活・尊厳など“いのち”に関わる活動に取り組むNPOの、通常活動の質を高めることをめざして助成を続けてきた。
 同プログラムは過去5回助成を実施して2010年に公募を終了したが、今回は同プログラムの蓄積と実績の上に立ち計画助成(非公募)として実施し、日本国内の雇用・貧困問題に取り組む活動に対して助成を行うこととした。
 今回の計画助成では、当方より声をかけさせていただいた団体と協議の上、プロジェクトを作り上げて助成を決定することとし、最も趣旨に適うものとして特定非営利活動法人ビッグイシュー基金の「『ホームレス』の人の出口をつくるプログラム運営者の実務能力育成計画」に対して、170万円の助成を決定した。
 助成理由は別紙の通りであるが、助成をする側と受ける側の対話によって企画内容を具体化していく計画助成として、団体に必要なタイミングで助成でき、発展の期待できるプロジェクトにすることが可能になったのではないかと考える。

助成対象の検討と決定の経過

 本プログラムを従来の公募助成から計画助成に企画改訂ののち、2010年10月より助成候補団体の検討に入った。検討に際しては、助成対象として貧困と雇用への対応をテーマとして可能性があると考える現場NPO型および全国ネットワーク型の団体を探索し、まず14団体を候補としてとりあげた。
 これらの中から、さらに適当と考えられる2団体を絞り込み、10月末から11月にかけて当ファンドのプログラム・オフィサーが現地インタビューを行った。
 その結果、特に今回の趣旨でもある「雇用」(就業支援)の点から見て、より適していると考えられる1団体に対して、11月中旬に企画提案の呼びかけを行った。
 候補団体からの企画提案を受け、候補団体と当ファンドの協議を経て、応募書類が提出された。この提出を受けて、12月下旬に当ファンドの運営委員長と2名の副運営委員長、および椛蝌a証券グループ本社のCSR担当部長による審査を行い、今回の助成対象を決定した。



 



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