助成番号  07-1-01
プロジェクト名 上士幌町鉄道資料館 魅力アップ&PR事業
団体名 特定非営利活動法人 ひがし大雪アーチ橋友の会
代表者名 那須 襄太郎
助成額 50万円
拠点ミュージアム名 上士幌町鉄道資料館(北海道)

 本会は1997年に設立された、鉄道遺産の保存と普及を図る市民団体である。旧国鉄士幌線のアーチ橋群が解体の危機にあったところ、本会を中心とした市民の保存運動の結果、旧国鉄清算事業団から上士幌町にそれらが譲渡された。現在、5つのアーチ橋とトンネルは、登録有形文化財などの指定を受けている。本会は、これまでに近代化遺産として活用や普及をはかるための地図を作成し、遠足会などを実施してきた。本年度からは関連施設である上士幌町鉄道資料館を上士幌町から管理委託を受けて運営している。運営に際しては、接客向上やガイド業務、展覧会、ホームページの開設などにより、町が運営していた頃に比べて倍以上の来場者を集めるなど、積極的な活動を行っている。
 今回のプロジェクトは、こうした鉄道遺産の更なる普及をはかるための広報・宣伝活動を行い、資料館への来場者の増加につなげていくことを目的にしている。計画のなかには札幌市を会場にした写真展も企画されているが、地域間の市民交流としても楽しみである。
 また、将来的には、現在の資料館の管理委託の形態から鉄道資料館敷地全体を指定管理者として運営し、「鉄道資料館」から「士幌線記念公園」に変えて産業遺産ミュージアムとすることを目指しているが、このように市民の会としての展望も示されており、この活動が今後ますます発展していくことを期待したい。
 


 
助成番号  07-1-02
プロジェクト名 江戸東京たてもの園の、建物ゆかりの地を訪ねる町歩きコース開発プロジェクト
団体名 特定非営利活動法人 つなぐ
代表者名 田中 育夫
助成額 50万円
拠点ミュージアム名 江戸東京たてもの園(東京)

 この団体は2003年に設立され、その名の通り、ミュージアムや歴史的な建物などのさまざまな文化的資源を、住民や当該施設を訪れる人々に“つなぐ”ためのワークショップや勉強会等を開催している、実績のある団体である。
 今回のプロジェクトでは、江戸東京たてもの園(東京都)を拠点として、同園に移設されている建物のゆかりの地を訪ねるツアーコースの開発とガイドブックを制作しようとしている。
 江戸東京たてもの園を社会に対して“つなぎ”かつ“開いて”行くことにより、実質的なフィールド・ミュージアムに再構築していくことが期待されるプロジェクトであるが、市民が主体的に関心を持つよう、いかに巻き込むことができるかがポイントとなろう。
 


 
助成番号  07-1-03
プロジェクト名 博物館をより親しみやすくする活動
団体名 みんぱくミュージアムパートナーズ
代表者名 姫田 和明
助成額 50万円
拠点ミュージアム名 国立民族学博物館(大阪)

 本会は、2004年に国立民族学博物館と社会とを橋渡しする役割をもつ市民の会として設立された。メンバーは年齢や経験も様々で、複数のグループに分かれて活動している。博物館と学校を連携するグループ、視覚障がい者に対するバリアフリーをすすめるグループ、一般来館者にサービスするグループからなる。
 これまで研究型博物館として国内外では高い評価を受けてきた国立民族学博物館であるが、市民活動についてはほとんど行われてこなかった。こうした市民活動は、当館の活動の幅を広げるものとして注目される。
 今回のプロジェクトは、市民の立場から来館者にサービスを提供するものである。企画は、これまでの本会の活動の延長線上のものとして、異文化理解をはかるもの、世界の遊び体験型講座、視覚障がい者を対象とするガイドや広報、来館者向けの点字教室などからなる。それらは市民の企画によるもので、博物館はそのアドバイザーとしての役割を担っている。
 これまでの「ボランティア」は、博物館の補助的業務をこなすものが多かったが、本会は市民の自主的な企画や活動を基本としているところに特徴がある。国立系の博物館における市民活動はまだ類例が少ない中で、今後の活動の発展を期待したい。
 


 
助成番号  07-1-04
プロジェクト名 「物語美術館」創出プロジェクト
団体名 特定非営利活動法人 アジア・フィルム・ネットワーク
代表者名 福岡 晋也
助成額 50万円
拠点ミュージアム名 愛媛県美術館(愛媛)

 当団体は、愛媛県内で撮影される映画・映像作品の制作支援を2001年から行っており、特に地域固有の資源を活用することで、これをまちづくりに繋げていくことを目標にしている。
 今回対象となったプロジェクトで中心となるのは、愛媛県美術館を題材や舞台にした物語を、小学生たちに映像作品の形で表現してもらい、その上映会を行う活動である。
 映像世代の子どもたちが、美術館という対象をどのように捉え、また創作の過程で、この地域の資源や魅力をどのように再発見していくのか、興味が持たれる。デジタルビデオカメラが多くの家庭に普及した時代ではあるが、監督・脚本・撮影・出演等にわかれ、物語内容・演出・撮影アングルを自分たちで工夫し、専門家の指導を受けながら編集やタイトル入れを行っていくプロセスは、本物志向の子どもたちの心を捉えるであろう。美術館を、学校や家庭とは異なる「感性をはぐくむ第三の場」にしようという意気込みにも共感する。
 


 
助成番号  07-1-05
プロジェクト名 私たちが取り組む地域の再発見と伝承
団体名 氏家歴史文化研究会
代表者名 海老原 郁雄
助成額 50万円
拠点ミュージアム名 さくら市ミュージアム−荒井寛方記念館−(栃木)

 この会は2001年に設立され、さくら市ミュージアム−荒井寛方記念館−を拠点に、市民自ら地域を学び、調査し、成果を公開して後世に伝え、地域学(さくら学)として新たな地域文化の創造を目指して活動している。市民が生涯学習という場で、きちんと研究を行い、成果は会報誌で公表し、学術的にもある一定水準の成果を挙げていると思われる。
 このプロジェクトでは、2町合併によって氏家町が「さくら市」になったことをきっかけに、地域の自然と歴史を一体化させた保護活動も行っていきたいというものである。より多様な人々との連携をもって活動を充実させ、それによって、それぞれの地域文化の更なる発展を目指している。
 日本の多くの地域で市町村合併が進んでいるが、地域ならではの特徴が失われていくといわれている。そうした状況にあって、新たに自分たちの地域のアイデンティティを見直し充実させようというこの活動には、その成果が期待される。
 


 
助成番号  07-1-06
プロジェクト名 憩いの森作りプロジェクト
団体名 フレンZOO(ズー)すざか
代表者名 長谷川 潔
助成額 50万円
拠点ミュージアム名 須坂市動物園(長野)

 この団体は、須坂市動物園(長野県)を応援するために結成されたサポーター団体で、2005年に設立された。小動物とのふれあい施設における来場者への説明・補助や、動物園が主催するイベントへの協力等を行っている。
 今回のプロジェクトでは、これまでは管理の手が追いつかず、ほとんど手が入っていなかった動物園の土地(薬草園)に、自然学習(環境学習)の拠点として「憩いの森」を整備しようというものである。
 従来のサポーター的活動から一歩踏み出して、動物たちの中に“ニンゲン”が一種類の動物として関わっていくことにより、市民社会における新しい動物園像を提示できる可能性がある。
 


 
助成番号  07-1-07
プロジェクト名 現代人が忘れた言葉の力を呼び戻せ ことばプロジェクト
(みることば・はなすことば・きくことば)
団体名 こどもアートスタジオプロジェクト
代表者名 青木 明子
助成額 50万円
拠点ミュージアム名 浜松文芸館(静岡)

 当団体は、アート系のNPOで、アートでこどもを育むことをテーマに、2006年より様々な企画を行っている。
 今回のプロジェクトは、浜松文芸館でこどもを対象とした「ことばプロジェクト」を実施したいというもので、その活動テーマに興味を持った。若者の活字離れが心配される中、果たして文芸館の将来をどのように考えていくべきか。厳しい状況の中で、若い世代に、「ことば」をキイワードにした様々なワークショップを実施することで、「ことば」への感性を高めながら、文芸館の認知も高めていくことを目的とした活動を提案しており、おおいに期待している。
 今回の活動を通じて、文芸館の地域での新しい役割を切り開くとともに、文芸館と市民のネットワーク作りにも寄与していただきたいと思う。
 


 
助成番号  07-1-08
プロジェクト名 見て聴いて触って楽しむみんなの宇宙−視覚しょうがい者と楽しむ天文学
団体名 サイエンスクルー「星の語り部」
代表者名 跡部 浩一
助成額 50万円
拠点ミュージアム名 山梨県立科学館(山梨)

 この団体は、「表現・創造・交流」をキイワードに、山梨県立科学館を拠点として活動している市民コミュニティで、2004年に設立された。活動としては、夏休みに特別投影される番組制作をプラネタリウムというメディアを使って行っている。
 今回のプロジェクトでは、その活動メンバーの中に4名の全盲の方々がおられることがきっかけとなり、視覚障碍者を含むすべての人々に楽しめるプラネタリクム番組の制作・公開や、宇宙を理解するためのツール・グッズの開発を目指すという。
 プラネタリウムという場で、市民がどのように関わり、それぞれに星座に託す思いを番組制作しているのかという点も興味深いが、さらに、そうした番組もバリアフリーにして、障碍のある人もない人も楽しめるようなものに挑戦したいという試みに大きな期待を持った。このことが実現できると、またひとつバリアーが解消されるわけで、非常に意義深い活動である。
 


 
助成番号  07-1-09
プロジェクト名 美術博物館へのプロムナード
団体名 芦屋ミュージアム市民ネット
代表者名 福間 公子
助成額 50万円
拠点ミュージアム名 芦屋市立美術博物館(兵庫)

 この団体は、閉鎖の危機にあった芦屋市立美術博物館の存続を図るため、市民有志によって2005年4月に結成された市民団体である。設立以来、館の展示内容に関連したコンサート・映画上映・講座・子供向けイベント等を、他の市民団体とも提携しつつ展開してきた。現在、同美術博物館は、市民の働きかけもあり、市による継続決定がなされ、業務を民間NPO法人に委託する形で運営が行われているものの、予算や職員の大幅削減で、苦しい状況が続いている。
 今回対象となるプロジェクトは、他の市民団体とのネットワークを活用しつつ、主として広報面から館をサポートしていこうというもので、館へのアクセスを散歩道に見立て、マップを作成してPRするなどの企画が盛り込まれている。
 公的施設の危機に際して、現実問題として市民に何ができるかが問われている事例であり、激励の意味も込めて推薦した。
 


 
助成番号  07-1-10
プロジェクト名 市民力による古写真公募と投稿型DBの研究・構築
団体名 おかやま投稿型古写真データベース作成委員会
代表者名 北川 文夫
助成額 50万円
拠点ミュージアム名 岡山市デジタルミュージアム(岡山)

 当会は2005年に設立され、岡山市デジタルミュージアムを核として、市内の公民館や地域グループの活動を通じて市民から提供された古写真を簡単に登録できるデータベースを試作し、その実現へ向けての基礎実験を行っている。
 今回のプロジェクトにおいては、写真データをネットワーク上でデータベース化し、地域ならびに世界に情報発信する投稿型のアーカイブシステムの実現に取り組むとともに、古写真を収集(公募)する方法についても研究を行うこととしている。
 古写真の閲覧・利用等を通じて、市民が地域を再発見し、地域の記憶を次世代に継承していくことが期待される。また、投稿者が著作権(の一部)を放棄することによって古写真の利用が促進されれば、より興味深いプロジェクトとなると思われる。
 


 
助成番号  07-1-11
プロジェクト名 みんなで作る骨格標本プロジェクト
団体名 なにわホネホネ団
代表者名 西澤 真樹子
助成額 25万円
拠点ミュージアム名 大阪市立自然史博物館(大阪)

 いかにも楽しげなネーミングのこの団体は、大阪市立自然史博物館(大阪府)を拠点とするボランティアサークルで、2003年に設立された。博物館に冷凍保存されている動物遺体から骨格標本を作製し、博物館に納めるという活動を実施している。
 今回のプロジェクトでは、地元大阪の哺乳類と鳥類の全身骨格標本を共同作業で組み立て、完成した標本を博物館で展示するとともに、標本作製の過程で得た知見をパネル展示し、さらに組み立て作業のノウハウを冊子にまとめて公開するという。
 この団体の年齢構成は最年少6歳から70歳代までと多世代にわたっており、標本作製という一風変わった活動を通じて、博物館において新しいかたちでの世代間交流が実現でき、子ども達にとっての新しい居場所を提供することにもなるのではないかと期待される。
 


 
助成番号  07-1-12
プロジェクト名 みんなの知恵と力で甦れ! 武蔵野の雑木林再生プロジェクト
団体名 多摩六都科学館ボランティア会
代表者名 伊藤 恵一
助成額 50万円
拠点ミュージアム名 多摩六都科学館(東京)

 本会は2002年に多摩六都科学館によって設立されたボランティアの団体である。当初は館内の補助的な業務を担当していたが、会員の自発性にもとづき主体的な活動が行われている。会員は「展示チーム」と「理科学習チーム」のいずれかに所属する。展示チームは主に館内の展示事業の運営補助や、展示ワークショップの企画・実施を行っている。理科学習チームは子ども向けの理科学習の企画・実施、また小学校・公民館・PTA主催のイベントなどでの出前授業を行っている。現在、科学館と本会とは、よきパートナーシップの関係をもち、科学館にはこうした市民のパワーが不可欠なものとなっている。
 本プロジェクトは、科学館の敷地内の雑木林を再生させることを目的にする。それは、これまでの学習会で雑木林の生物多様性が失われていることに会員たちが気づいたからである。これまで雑木林の手入れの一つである「萌芽更新」を進めてこなかったために、樹木が高木化して林床が日照不足となり、下草が生育しない状態になっていたのである。この問題は限定的なものでなく、武蔵野の雑木林は至るところで同じような情況になっている。
 本会は、日頃の学習や普及活動の中から地域の問題を発見し、その問題の解決にとりくもうとしている。これまでのように、地域の問題解決は行政が担うものだとみなされがちであるが、行政だけでは担いきれない現代社会の多様な問題解決のために、市民のこうした主体的な活動は高く評価することができる。
 


 
助成番号  07-1-13
プロジェクト名 動物園の中に立ち上がる劇的空間 〜『動物園物語』をめぐって〜
団体名 特定非営利活動法人 アートプラットフォーム
代表者名 相馬 千秋
助成額 50万円
拠点ミュージアム名 横浜市立野毛山動物園(神奈川)

 この団体は、舞台芸術に携わる人材の育成や、国際交流、地域とアーティストの交流の推進等を目的としたNPOで、2006年に設立された。
 今回対象となるプロジェクトは、米国の劇作家エドワード・オールビーの戯曲『動物園物語』を、横浜市立野毛山動物園で上演しようという試みである。
 一般に動物園と現代演劇は、観客層に重なりが少なく、同じ地域コミュニティ内でも企画面での連動はほとんど行われていない。その意味で今回のプロジェクトは、双方の新しい側面を発見し、可能性を広げるばかりでなく、市民どうしの新たな交流の契機となることが期待される。
 また、本団体は演劇・ダンス分野において高い専門性を有しており、本プロジェクトでは、自ら運営するスタジオでの関連企画や稽古の公開にも積極的に取り組む意向である。単に公演を行うだけではなく、市民と創造プロセスを共有しようとする姿勢は高く評価できる。
 


 
助成番号  07-1-14
プロジェクト名 つくろう!! ど田舎のストリート・ミュージアム
団体名 ギャラリー停車場の会
代表者名 小口 昭
助成額 50万円
拠点ミュージアム名 ギャラリー停車場(山形)

 それまで地域の市民文化運動を支えてきた「ギャラリー十字路」が2003年に解散した後、2006年に元のメンバーたちが地域文化の振興を図るために本会を設立した。これまでに第3セクター・フラワー長井線の長井駅構内にギャラリー停車場を開設して、市民の芸術活動の発表の場とし、週単位で展示会を開催してきた。また、駅前商店街とも連携した芸術活動をし、市の観光事業とも連携して「桜祭り写真展」「黒獅子祭り記念展」を開催するなど、観光面の事業にも協力している。
 今回のプロジェクトは、これまでの活動を下地にしてさらに長井駅前通りを活性化させていくために、ストリート・ミュージアムとして整備していこうとするものである。まちなかの空きスペースに、絵画やオブジェなどの作品を展示する施設を設け、ギャラリーのある駅前広場などに緑の空間をつくり、催事を広報・宣伝する街頭フラッグを制作する。
 本会は、アートを素材にした、市民の「まちづくり」運動の好例である。ここでいうアートは、市民が制作した身近な作品を題材にしている。「誰の人生にも物語があり、主役になれる舞台がある。輝け生命!!」という本会のメッセージは、市民一人ひとりが地域の主人公となり、地域を活性化させていこうという思いがこめられていて好感がもてる。
 


 
助成番号  07-1-15
プロジェクト名 流域のありのままの姿を人々に伝える活動としての「筑後川まるごと博物館」
団体名 筑後川まるごと博物館運営委員会
代表者名 駄田井 正
助成額 50万円
拠点ミュージアム名 筑後川発見館くるめウス(福岡)

 この委員会は2003年に設立され、筑後川流域そのものを博物館と見立て、流域にある自然・文化・産業などのありのままの姿を流域の人々に紹介し、学習の場として機能させ、地域への愛着を育て、環境の改善と地域の活性化を目指している。活動の核となる人々は、久留米大学の公開講座「筑後川流域経済論」の卒業生で、流域に2003年に建設された「筑後川発見館くるめウス」を活動拠点として、一般市民を対象とした、様々なイベント・展示・講座などを行っている。
 このプロジェクトでは、川をまるごと博物館と見立てて、市民たちの力でその文化や環境を守り、次世代に受け継いで行こうとしている。そのあり方はユニークで、筑後川という自然を博物館として、地域住民みんなで守っていこうという考え方は、他の地域でも参考になるものと思われる。
 また、この委員会は流域で活動する他の市民団体との交流ネットワークづくりを希望しているが、筑後川流域に留まらず、将来的には、日本全国の川文化の交流まで活動が発展することを願っている。
 


 
助成番号  07-1-16
プロジェクト名 簡単で効果あり! ニュータウンの自然を再生する方法おしえます
団体名 水辺のフィールドミュージアム研究会
代表者名 久加 朋子
助成額 50万円
拠点ミュージアム名 兵庫県立人と自然の博物館(兵庫)

 いまある自然を残そうという活動なら無数にあるが、この団体の活動はそれとは異なり、「ニュータウン内の人工的な環境であっても、実は簡単に自然が再生できる」という主張のもとに、科学的根拠に基づいた“小さな自然再生”を実施していこうというユニークなものである。(設立2007年)
 具体的には、人工のため池やコンクリート化された河川を、少しの工夫で小さな生き物が暮らせる場所に変えていく実践プログラムを作成し、親子で参加できる講座を開設する。 
 本団体は「専門知識と市民活動を結びつける中間支援組織」という基本スタンスを取っており、博物館の知的資源と地元市民団体を橋渡しすることを意図している。専門的知識や独自性のあるノウハウを、わかりやすくオープンにすることで、他の多くの団体や地域への普及が期待できる点も評価できる。
 



  


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