第1回

助成件数 6件
助成総額 1,487万円

プロジェクト名団体名代表者 所在地 助成額 助成年数
震災かさ上げ地で地域住民と共に防災知識を備え安心安全な子育てに優しいまちづくり事業 特定非営利活動法人
きらりんきっず
伊藤 昌子 岩手県
陸前高田市
221万円
1年
「被災地のママのやりたい!」を叶える、母子支援チームプロジェクト 特定非営利活動法人
まんまるママいわて
佐藤 美代子 岩手県
花巻市
176万円
1年
沿岸部と周辺市街地をむすぶ、遊び場づくり・地域再生事業 認定特定非営利活動法人
冒険あそび場‐せんだい・みやぎネットワーク
佐藤 慎也 宮城県
仙台市
367万円
1年
障害児者支援のためのフィールドソーシャルワークの拠点「相談支援室ポラリス」整備プロジェクト 特定非営利活動法人
ポラリス
田口 ひろみ 宮城県
山元町
406万円
1年
福島ひまわり里親プロジェクト 特定非営利活動法人
チームふくしま
半田 真仁 福島県
福島市
255万円
1年
和ぐるみ&クラフトによる仕事づくり 一般社団法人
SAVE IWATE
寺井 良夫 岩手県
盛岡市
62万円
5ヶ月
助成額合計 1,487万円  






第2回

 
助成番号  19-1-1
プロジェクト名 震災かさ上げ地で地域住民と共に防災知識を備え安心安全な子育てにやさしいまちづくり事業
団体名 特定非営利活動法人 きらりんきっず
団体所在地 岩手県陸前高田市
代表者名 伊藤 昌子
助成額 221万円
助成期間 2019年4月〜2020年3月(1年助成)
URL http://kirarinkids.blogspot.com/

 この団体は、東日本大震災以前より、陸前高田市において地域で安心して産み、育てられる環境をつくり、子どもの健全育成と子育てにやさしい豊かなまちづくりを目的としている。
 今回の助成では、甚大な津波被害後から街の復旧が進む一方で、震災から8年以上が経過し震災を経験していない住民が増えている現状を踏まえ、本団体の子育て事業を利用している子育て世帯をはじめとした地域住民に対して、震災の経験を伝承し、防災に対する知識や意識を高めるための避難訓練や体験型防災講習会などに取り組む。
 陸前高田市では、震災後の住環境や就労などの生活環境が大きく変わり、年間の出生数が平均100人前後と震災前の半数になっている。本団体のミッションである安心安全な子育てにやさしいまちづくりの実現に向けて、多様な世代を巻き込み地域住民のニーズをつかみながら創意工夫ある取り組みが期待される。


 
助成番号  19-1-2
プロジェクト名 「被災地のママのやりたい!」を叶える、母子支援チームプロジェクト
団体名 特定非営利活動法人 まんまるママいわて
団体所在地 岩手県花巻市
代表者名 佐藤 美代子
助成額 176万円
助成期間 2019年4月〜2020年3月(1年助成)
URL http://manmaru.org/

 この団体は、岩手県内陸部の花巻市を拠点にして、県内の妊産婦や乳幼児を持つ母親・その家族・母子支援者等に対して、母子・家族支援に関する事業を行い、すべての人が一人ひとりの生と性、こころとからだを大切に、いのちを喜び支えあえる社会づくりを目的とする。
 今回の助成では、震災直後から取り組んできた岩手県の沿岸地域での支援を通じて、今後に現地で主体となって展開していく思いを持った人材が出てきた釜石市において、現地のチームが産前産後の母親たちへの支援を担っていけるように研修と実践を通じた体制づくりに取り組む。
 これまでの地道で丁寧な取り組みを通じて、被災した母親や沿岸地域の助産師などをエンパワメントし、当初は参加者であったメンバーが担い手に変化しつつある状況が生み出されている。内陸(花巻)メンバーが伴走しながら、釜石チームの基盤づくりが進み、現地の思いが尊重された持続的な活動につながることが期待される。


 
助成番号  19-1-3
プロジェクト名 沿岸部と周辺市街地をむすぶ、遊び場づくり・地域再生事業
団体名 認定特定非営利活動法人
冒険あそび場−せんだい・みやぎネットワーク
団体所在地 宮城県仙台市
代表者名 佐藤 慎也
助成額 367万円
助成期間 2019年4月〜2020年3月(1年助成)
URL http://www.bouken-asobiba-net.com/

 この団体は、東日本大震災以前から仙台市若林区を中心に「あそぶ」「つなぐ」「そだつ」をテーマに、子どもの声がはずむ豊かな地域づくりを目指して、プレーカーによる巡回型あそび場の運営及び協力団体への開催協力と支援、プレーリーダーの育成、情報発信などに取り組んでいる。
 前回の助成では、2018年7月に再開した「海岸公園冒険広場」を拠点としながら、巡回型のあそび場活動や住民同士の交流サロンの開催、みどりの再生活動など、沿岸部と周辺地域をつなぐ多様な活動に、連携団体とともに取り組んできた。今回の助成では、引き続きこれらの活動に取り組みながら、各連携団体とのつながりを深め、ゆくゆくは連携先が主体となって活動ができるよう働きかける。また交流サロンの活動では、地域住民に子ども時代に遊んだ記憶のヒアリングを行い、その遊びを地域で子ども達とともに実現する企画を試みる。この企画を通して住民が自分達の地域の魅力を再発見するきっかけとなり、地域主体の再生活動へとつなげていく。
 本助成を通じて、団体の強みである「遊び」と震災支援活動で培った「連携」を活かしたコミュニティづくりを目に見える形で記録化し、広く社会に発信して欲しい。そしてこのコミュニティづくりの知見とノウハウが地域再生のモデル事例となることを期待したい。


 
助成番号  19-1-4
プロジェクト名 障害児者支援のためのフィールドソーシャルワークの拠点「相談支援室ポラリス」整備プロジェクト
団体名 特定非営利活動法人 ポラリス
団体所在地 宮城県山元町
代表者名 田口 ひろみ
助成額 406万円
助成期間 2019年4月〜2020年3月(1年助成)
URL http://www.polaris-yamamoto.com

 この団体は、東日本大震災後に被災した宮城県山元町で設立され、地域の新たな創生を願い、障がい者等の社会的弱者も含め、誰もがこの町で素敵に生き、はたらける地域づくりへの貢献を目指し、障害者支援、心のケア、地域コミュニティ創造の事業に取り組んでいる。
 震災から9年目を迎えたが、障がい者と家族の生活再建は取り残されがちである。またこの地域では障がい者のための社会資源が未だ少なく、生活の在り方に不安を抱えながら暮らす人が、公な形で気軽に相談し、継続したケアマネジメントを受ける場所がないという課題も抱えている。
 そこで今回の助成では、被災地山元町で暮らす障がい児者と家族を支えるフィールドソーシャルワークの拠点として「相談支援室ポラリス」の立ち上げ、事業整備と担当する若手ソーシャルワーカーの育成を目指す。
 本団体は、震災後からアートをはじめとする障がい者就労支援に取り組んできた実績があり、相談支援への展開は、団体設立5年目としても時機にかなった着実な取り組みと考えられる。計画も具体的でアイディアに富んでいる。本プロジェクトにより「相談支援室ポラリス」の立ち上げと基礎作りが進み、次世代を担う若手ソーシャルワーカーが育ち、地域に暮らす人々全体への巻き込み等を通じて、フィールドソーシャルワークの実現につながることを期待したい。


 
助成番号  19-1-5
プロジェクト名 福島ひまわり里親プロジェクト
団体名 特定非営利活動法人 チームふくしま
団体所在地 福島県福島市
代表者名 半田 真仁
助成額 255万円
助成期間 2019年4月〜2020年3月(1年助成)
URL https://www.sunflower-fukushima.com/

 この団体は、東日本大震災後に福島県内の若手経営者を中心に地元福島を元気に盛り上げようと設立され、「福祉雇用」「道徳・防災教育」「観光」を柱に復興支援活動を行っている。主に、ひまわりを全国の「里親」が育て、その種を福島で「復興のシンボル」として咲かせることにより、福島と全国の絆を深める「福島ひまわり里親プロジェクト」に取り組んでいる。またひまわりの種の袋詰め作業を県内の福祉作業所に依頼することで障がい者の雇用創出にもつなげている。
 今回の助成では、これまで福島市で開催していた「ひまわり甲子園全国大会」を初めて原発周辺地域で開催し、福島県だからこそ伝えられる震災の傷跡や原発事故後の現状を直接全国の里親に知ってもらう機会とする。そして同地域にひまわり畑を作り、種まきや収穫を通して、避難先から帰還した住民同士の交流機会を生み出し、コミュニティ再生や生きがい作りにつなげていく。またひまわりの種の袋詰め作業を被災した福祉作業所に新たに依頼し、「ひまわり」を媒介とした活動を原発周辺地域で展開する。
 本助成を通じて、福島県が抱えている現状と地域の想いを全国の里親に伝え、あらためて震災復興を考えるきっかけとなって欲しい。新たなチャレンジとなる当該地域での取組みは大変意義深いため、理解者や支援者の輪を拡げながら、次年度以降も継続して展開できるよう期待したい。


 
助成番号  19-1-6
プロジェクト名 和ぐるみ&クラフトによる仕事づくり
団体名 一般社団法人 SAVE IWATE
団体所在地 岩手県盛岡市
代表者名 寺井 良夫
助成額 62万円
助成期間 2019年11月〜2020年3月(5ヶ月助成)
URL https://sviwate.wordpress.com/

 この団体は、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県沿岸地域の被災者の生活再建や被災地域の復興支援活動に取り組み、安全で安心して暮らすことができる社会の形成を目的としている。
 今回の助成では、これまで取り組んできた「和ぐるみ」事業の強化を通じて今後の中核事業への発展をめざす。2018年度・第2回助成では、ソフトクリームの販売拡充などの取り組みへの助成を決定したが、2019年度助成では前年度に再審査となった和ぐるみオイルの商品開発について再提案し、審査の結果、助成が決定した。
 岩手県の埋もれた資源である「和ぐるみ」の活用を通じて、被災した高齢者や女性たちの新たな雇用の場が創出され、収入支援と共に生きがいづくりにも結び付くよう着実な歩みが期待される。






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